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【Sisense Dashboard】ダッシュボードフィルターを保存する

執筆者 Turtle 更新日時 2020年10月16日

Topics: Dashboard Plugin
【Dashboard】ダッシュボードフィルターを保存する

目次

こんにちは。Turtleです。

現在、Sisense Knowledgeのブログ記事は Sato-G・Michael・Turtleの三名が書いている。当然、書き手によって大なり小なり個性が出るわけでして。そしてその個性はサムネイルにも表れる。赤四角で囲ったところがぼくが書いた記事なんだけど...

...え。
自分だけ絶望的にサムネイルの画像がダサくない?どうやらぼくには写真をサムネイルにするという選択肢がないようだ。しかもビールの写真をサムネイルにするという流れを謎のレーダーチャートで断ち切ってしまっている...

というわけで今回のサムネイルはぼくが大好きなモンスター。
飲み物を載せるという流れをいまさら継承するよ。本当はビールを載せたかったんだけど、ぼくはお酒がまったく飲めない体質でして...

みなさんも好きですよね、モンスター。
飲んだことがない人は是非飲んでみてください。

驚くべき効果を発揮します
新しい自分に出会えます
ただ中毒性がございます
用法・用量をお守りください

なんてね。

さてさて、前置きもこれくらいにして。
今回は、フィルター設定を保存する方法を紹介します。
使用するデータのダウンロードはこちらから。

1. Default Filter

ウィジェット作成

データを取り込んでビルドしたら、以下のように設定。

ウィジェット:縦棒グラフ
カテゴリ:Days 単位 date
値:Total value
区切り基準:category


ちなみに上のグラフは【Sisense REST API】REST APIでTableau風カラーパレットを追加する で追加したカラーパレットを使用している。「この色づかい、どこかで見た気が...」となった人はこの記事を読んだことがあるか、Tableauユーザーなのか、はたまたそれ以外か...さて、あなたはどれに該当しますか?

フィルターの作成

...話を戻して。
次はダッシュボードフィルターの設定。

以下のように設定する。

category = A
Months 単位 date = 06/2019


上のようなグラフになるはず。

デフォルトに設定

先程作成した「category = A, Months 単位 date = 06/2019」というフィルターを保存したいときどうするか。解決策としては、「マイデフォルトフィルターに設定する」という方法がある。試しにやってみよう。

フィルターのメニューにカーソルを移動し、「マイデフォルトフィルターに設定する」をクリックする。設定方法はこれだけ。


クリックして保存出来たら、フィルターを全て消去した後、リフレッシュマークの「デフォルトのフィルターを復元する」を押してみよう。


これでフィルターの「category = A, Months 単位 date = 06/2019」が復元され、以下のようなグラフが表示されたら成功。けっこう便利じゃない?「このフィルター、保存したい...!」ってとき、かなりあるよね(ぼくはある)。デフォルトフィルターに設定しておけば、ボタンひとつで呼び出せるので非常に便利。

とはいえ、これには問題があってだな...

①フィルターをかけた状態がデフォルトになってしまう

➁デフォルトとして保存するので1つしか保存できない

普通はフィルターをかけた状態をデフォルトにしないよね?やっぱりデフォルトは何も絞り込みをかけない状態にして、そこからいろいろ絞り込んでいく形にしたい。
また、保存できる条件設定が1つしかないのも厳しい。例えば今回は「category = A, Months 単位 date = 06/2019」というフィルターをデフォルトフィルターとして保存したけど、「category = B, Months 単位 date = 05/2019」というフィルターも保存したいってなったとき、どちらかを選ぶしかない。

Turtleにとってはどういう条件で絞り込んだかを保存する機能はめちゃくちゃ重要なのだ。どうにかしてこの問題を解決できないか...と調べていたら、ちゃんと見つかった。次はその方法を紹介する。

2. Bookmarks

先程の問題を解決する方法は、Pluginにあった。
その名は「Bookmarks」

準備

まずはここからzipファイルをダウンロードして解凍する。そしていつものようにC:\Program Files\Sisense\app\plugins に置く。安定の流れ。

フィルターの保存

準備が完了してロードし直すと、フィルターのメニューにBookmarksが追加される。ダッシュボードフィルターを「category = A, Months 単位 date = 06/2019」に設定して開いてみよう。


以下のような画面が表示されるはず。使い方は非常に簡単で、保存したいフィルター設定のタイトルを入れて「Save」を押すと保存できる。ここではタイトルはそのままの「category = A, Month = 06/2019」にした。

これで保存が完了したので、フィルターをすべて消して、何も絞り込みがされていない状態にする。


この状態をデフォルトに設定しておこう。

フィルターの実行

保存したフィルターを実行したいときは、メニューから「Bookmarks」を開く。


ここで先程保存した「category = A, Month = 06/2019」をクリックすると、保存したフィルターを呼び出すことができる。ちなみに、保存したフィルターを削除したいときは、青四角で囲んだところをクリックする。

実行するとこんな感じ。当たり前のことなんだけど、ちゃんと保存したものが表示されているね。

以下のように、複数のフィルターを保存することができる。



これで以下の二つの問題は解決!

①フィルターをかけた状態がデフォルトになってしまう
➁デフォルトとして保存するので1つしか保存できない

3.まとめ

今回はフィルターを保存する方法として、デフォルトフィルターとPluginのBookmarksを紹介した。

デフォルトフィルターはあくまで「デフォルト」だから、フィルターを保存するという用途で使うのはかなり限界がある。その限界を突破するのがBookmarksだったってわけ。「別にフィルターを保存する必要なんてないよ」と言われたらそれまでなんだけどね。笑

ま、便利だから使ってみてください。それでは!

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