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突然ですが、皆様は「OEM」という言葉を耳にしたことはありますか?
最近、BIツールであるSisenseの会話で、「OEM」という言葉を聞くことが多く、何だろうか?と疑問に思っていたので、調査しました!
OEM(相手先ブランドによる生産)とは?
そもそもOEMとは何でしょうか?
OEMとは、
「自社が企画・販売し、他社に製造や技術提供を任せて完成させる製品」
です。
自動車メーカーA社が、自社では開発できない最新の技術を活かしたエンジンを、自動車部品メーカーB社にOEMで製造してもらい、「A社独自のエンジン」として自社の自動車に搭載し販売します。A社は以下のようなメリットを得られます。
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メリット |
詳細 |
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開発・製造コストの削減 |
エンジンを一から開発し、製造ラインを構築するには膨大な費用がかかる。OEMを活用することで、そのコストを大幅に削減できる。 |
| コア事業への集中 |
A社は、エンジンの製造ではなく、得意とする自動車のデザインやマーケティングに経営資源を集中できる。 |
| 品質の安定 |
実績のある専門メーカーに依頼することで、高品質な製品を安定して調達できる。 |
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製品の柔軟な設計 |
自社の主力デザイン開発にリソースを集中させつつ、外部の最新エンジン技術を自社ブランド製品へ柔軟に取り込める。 |
ソフトウェアにおけるOEM、そしてSisense
このOEMの考え方は、ソフトウェアの分野でも広く活用されています。
SisenseのOEMとは、まさにこの考え方を具現化したものです。
提供サービスにデータ分析機能を追加したい企業が、ゼロから開発するのではなく、
Sisenseの強力な分析機能を「組み込んで」、自社製品の一部として提供します。

そのため、サービスを提供している企業は以下のメリットを得られます。
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メリット |
詳細 |
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開発コストと時間の削減 |
BI機能をゼロから開発するよりも、Sisenseを組み込む方が圧倒的に時間とコストを節約できます。 |
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自社のコア事業への集中 |
BI機能の開発・運用をSisenseで用いる事で、自社の最も得意な事業にリソースを集中させられます。 |
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品質の安定
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大量のデータや高負荷なアクセスにも耐える基盤を持つため、サービスが止まらない高い信頼性があります。 |
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製品の柔軟な設計 |
単に分析画面を貼り付けるだけでなく、自社サービスの見た目や操作感(UI/UX)に合わせて分析画面を柔軟に変えられます。 |
Sisenseが他のBIツールと違うポイント
他のBIツールは(Power BIやTableauなど)、主に「企業内の従業員がデータ分析を行うためのツール」として設計されています。
一方、Sisenseは、「他社の製品に組み込まれること」を最大の目的として開発されています。
つまり、Power BIやTableauが「自社の従業員を分析の専門家にするためのツール」だとすれば、Sisenseは「自社のサービスにデータ分析という付加価値を加え、顧客をより賢くするためのエンジン」だと言えます。
この組み込みに特化している点が、Sisenseの最大の強みであり、他社との決定的な違いです。
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