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Snowflakeには所有するアカウントを紐づける組織(Organization)というオブジェクトが存在します。
組織アカウントは、組織内のアカウント全体に影響する操作をするための特別なアカウントです。(例:アカウント全体のクエリ履歴表示、アカウントの作成や削除などのライフサイクル管理)
2024年10月2日にプレビューとなった機能で、従来ORGADMINを有効化して行っていた組織レベルのタスクは組織アカウントに移行していくそうです。
※ORGADMIMNが有効化されていることが前提となります。
1. 任意のアカウントにログインし、以下SQLを実行する。
2. クエリ結果からURLを取得し、組織アカウントにログインする
デフォルトのロールが「GLOBALORGADMIN」と表示されています。
「ORGADMIN」のすべての権限と、「ACCOUNTADMIN」に関連する権限を持ち、主にこのロールを使用してタスクを実行していきます。
SNOWFLAKE.ORGANIZATION_USAGEに、普通のアカウントより多くのビューが提供されていることが確認できます。
※各種ビューを利用するには組織アカウント作成から約1日ほど待つ場合があります。
組織アカウントで提供されるビューには、他アカウントで提供されるビューに組織、アカウント情報が追加されています。
例えばQueryHistoryビューには「ORGANIZATION_NAME」、「ACCOUNT_NAME」、「ACCOUNT_LOCATOR」が追加されており、こちらを利用してアカウントごとのクエリ利用状況を簡単に1つのビューから表示することができます。
いちいち調査したいアカウントにログインする手間が省けるのは地味に嬉しいです。
他にも情報が追加されたビューがあるのでぜひご活用ください。
・Organization accounts(https://docs.snowflake.com/en/user-guide/organization-accounts)
・Release notes(https://docs.snowflake.com/en/release-notes/2024/other/2024-10-01-organization-account)
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