目次
皆さん!良きデータ利活用ライフを送れていますか?
現代ではデータの利活用が当たり前となり、
「データの利活用ができない企業は生き残れない」という言葉が生まれました。
今回はその中でもクラウドデータプラットフォームである「Snowflake」をご紹介します。
この記事では、
・Snowflakeとは?
・導入のメリット
・乗り換えのポイント
について簡単にまとめています。
Snowflakeへの移行の詳細な手順を知りたい方は、下記から資料をお取り寄せください!
Snowflakeとは?
Snowflakeは、データレイク/データウェアハウス/データマートの全てを同じプラットフォーム上で構築でき、シンプルなデータ統合基盤を実現するAIデータクラウドです。
(データレイク/データウェアハウス/データマートの説明はこちらまで!)
部署や組織ごとに孤立している状況であるサイロ化されたデータを一元管理し、誰もがデータにアクセスして意思決定を行える基盤を提供します。
企業のデータを統合して活用し、迅速な意思決定を支援します。
詳しく知りたい方は、弊社の紹介ページへ!
Snowflake導入のメリット
Snowflakeを導入するメリットとして以下の3つが挙げられます。
①高速なデータ処理②インフラ管理が不要
③高度なセキュリティ
詳しく見ていきましょう!
①高速なデータ処理
1つ目は、高速なデータ処理が可能です。
データの保存場所と処理を分けているため、効率的に動作します。大規模な並列処理を使ってデータを同時に処理することで、素早く結果を出すことができます。
そのため、従来のデータウェアハウスで必要だったパフォーマンスの調整に時間をかける必要がありません。
また、システムを停止せずに性能を向上させることができます。
②インフラ管理が不要
2つ目は、インフラ管理が不要なことです。
SaaS(Software as a Service)型のサービスのため、自社でハードウェアやソフトウェアを持つ必要がありません。
SaaSとは、インターネットを通じてソフトウェアを提供するサービスのことです。
これにより、ソフトウェアのアップデートやバックアップなどの管理業務が不要になり、分析や集計に集中できます。アップデートとは、ソフトウェアを最新の状態に保つ作業で、バックアップはデータを失わないようにコピーを保存することです。
③高度なセキュリティ
3つ目は、高度なセキュリティ機能が搭載されていることです。
例えば、ダイナミックデータマスキングがあります。これは、特定のデータを隠す機能で、権限のない人がデータを見られないようにします。
エンドツーエンド暗号化も重要な機能です。これは、データを送信元で暗号化し、受信側でのみ復号する仕組みです。
暗号化とは、データを特定の方法で変換し、第三者が読めないようにすることです。復号は、その逆で、元のデータに戻すことです。これにより、データが第三者に傍受されても解読されにくくなります。
他のサービスでは、データ共有時に権限設定やアクセスパスの準備が必要です。
「Snowflake」ではその手間が省くことができます。これにより、セキュリティを気にせずにデータを保護し、業務に集中できます。
他社のDWH製品からの乗り換えのポイント
他社のDWH製品からSnowflakeに乗り換える際には以下の5つのポイントを押さえておきましょう!
①取り扱いたいデータに対応しているか
②処理速度・ストレージの容量は十分か
③インターフェースの使いやすさ
④外部システムとの連携のしやすさ
⑤データの可視化の粒度
①取り扱いたいデータに対応しているか
データはスプレッドシートやExcel、CSV、音声や動画など様々な形で保存されます。
「何をどうしたいか」という目的の部分に照らし合わせて、機能が用途に合っているかを確認しておく必要があります。
Snowflakeの場合、構造化データも非構造化データも一元的に管理することができ、サイロ化されたデータを変換する必要がありません。
②処理速度・ストレージの容量は十分か
自社のデータに合った処理スピードやストレージの容量を備えたDWH製品を探すように心がける必要があります。
Snowflakeの場合、異なるサイズのウェアハウスを選択することで、必要に応じた処理速度を調整することができます。
③インターフェースの使いやすさ
専門知識のない現場の人が問題なく、扱えるようなインターフェースは必要不可欠です。
Snowflakeには「Snowsight」と呼ばれるUIが備わっています。
弊社のブログにはSnowsightに関する詳細な記事もございます。ぜひこちらからご覧ください。
④外部システムとの連携のしやすさ
データの活用には、収集と分析が欠かせませんが、DWHによって連携のしやすさが異なります。
Snowflakeの場合、各クラウドベンダーのオブジェクトストレージからのデータロードに対応しています。
⑤データの可視化の粒度
「どのくらいのデータの可視化を目指すのか」
要件を把握し、理想が実現できそうなのかどうかを確認しておくことは非常に重要です。
最後に
いかがでしたか?
今回は「Snowflakeへの移行の道」として、メリットや乗り換える際のポイントをまとめました。
まずは自社がどんなデータを扱っており、どのようにしてきたいのかを考えることが移行への一歩だと筆者は考えます。
要件を整理し、現在使用しているDWH製品と比較してSnowflakeがもたらすメリットをじっくり考えることがとても大切です。
キーワードは「何をどうしたいか」です。
乗り換えの手順を詳しく知りたい方は以下より資料をお取り寄せください!