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【Qlik Sense】IntervalMatchプレフィックス

2024年10月23日

はじめに

 この記事では、Qlik Sense / QlikViewのIntervalMatch プレフィックスについてご紹介します。IntervalMatch プレフィックスを使うと、不連続の数値を 1 つ以上の数値間隔に一致させるテーブルを作成できます。
 Qlik Helpはこちらです。

IntervalMatchプレフィックスはどんな時に使うのか?

 具体例で見てみましょう。
 例えば、ある店舗の月当たりの販売計画が、次のように期間で与えられている場合を考えてみます。

販売目標/月 From To
1,000 2023/04/01 2023/09/30
1,100 2023/10/01 2024/03/31
1,200 2024/04/01 2024/09/30
1,300 2024/10/01 2025/03/31

 もし、月ごとの販売計画と実績のチャートなどを作成したいとしたら、月ごとの販売計画データが欲しいですね。こんな時に活躍するのが、IntervalMatch プレフィックスです。

IntervalMatchプレフィックスで何ができるのか?

 実装して見てみましょう。

  • 販売計画をロードします。

    販売計画:
    Load * Inline [
    販売目標/月, From, To
    1000,2023/04/01,2023/09/30
    1100,2023/10/01,2024/03/31
    1200,2024/04/01,2024/09/30
    1300,2024/10/01,2025/03/31
    ];

  • 展開する日付(この例では年月日付)をロードします。

    カレンダ:
    Load * Inline [
    Date
    2023/04/01
    2023/05/01
    2023/06/01
        :
     (省略)
        :

    2025/01/01
    2025/02/01
    2025/03/01

    ];

  • 販売計画と展開する日付(ここではカレンダのDate)をJOINします。
    ここで、IntervalMatchプレフィックスを使います。IntervalMatchプレフィックスを使うと、カレンダのDateが販売計画のFrom~Toの数値間隔に一致するとJOINされます。

    ----------
    Inner Join(販売計画)
    IntervalMatch(Date) Load From, To Resident 販売計画;
    ----------

  • 結果を見てみましょう。
    From~Toの期間が展開され、月ごとの販売目標のデータができました。

     

最後に

 今回は、IntervalMatchプレフィックスを用いて、期間で与えられたデータを月ごとに展開する方法をご紹介しました。展開されたことで、販売実績と合わせれば推移グラフなどを作成することができますね。

 以上です。

 

Topics: Qlik Sense
Sparrow

Written by Sparrow

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