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Qlik Sense September2017 Updateの新機能ダイジェスト

2017年10月31日

Qlik Sense September 2017 Update

こんにちは。Deckです。

September 2017 Updateが公開されました。

この記事ではアップデート内容のダイジェストをご紹介します。

 

デスクトップ版・サーバー版共通のアップデート内容

 

軸・数式のラベルに数式を設定する

シートの編集中、チャートの軸や数式のラベルに数式を設定することができるようになります。

これにより、例えば「今年の実績」ではなく「2017年の実績」のようにデータの内容や選択条件に応じた数式のラベルを表示することが可能になります。

 

 

データ マネージャーの機能強化

データ マネージャーが強化され、「カード」スタイルのUIからテーブルの連結・計算済みフィールドの作成・テーブルのピボット状態の解除がより簡単に行えるようになります。

 

データ マネージャーのUI更新

上記の他、データ マネージャーのUIが変更され、より直感的にデータを取り込めるようになります。

 

新しいビジュアライゼーション追加

 

新規ビジュアライゼーションに「ウォーターフォール チャート」が追加されました。

「増減がある」「構成がある」出来事をチャート化する際に便利です。

「最近使った色」

カラーピッカーで色を選ぶ際、最近使った色が5つまで表示されるようになります。

 

 

サーバー版のみのアップデート内容

ログの中央化

Qlik Sense(サーバー版)をShared persistence(共有持続性)インストールで利用している場合、それぞれのノードのログファイルは親サーバーのデータベースに格納されるようになります。

 

この機能はデフォルトで有効で、オプションから無効化できます。

 

iOSのモバイルアプリからQlik Senseを利用

Enterprise Mobile Management (EMM)またはApple Developer Enterprise Program toolsを利用し、対応したモバイル機器からQlik Senseを利用できるようになります。

iOSデバイスからモバイル版アプリをダウンロードし、その後Qlik Senseのエンタープライズサーバーに接続できます。

モバイル版ではアプリをローカルにダウンロードした後、オフラインの状態でもアプリを閲覧することができます。

以下の機種がモバイルアプリの対応機器となります。(2017年9月時点)

  • iPad Air 2 以降のiPad
  • iPad Pro

 

iPhoneやAndroidは対応機種に含まれていないため、これらの機種では引き続きハブからQlik Senseを利用することになります。

 

オンデマンド・アプリの強化

ユーザーがオンデマンド・アプリを作成する際、以下のことが可能になりました。

  • 「ナビゲーション・ポイント」パネルで現在選択中の行数とアプリを作成するための制限行数(あらかじめ一定行数以下に絞り込みしておかなければならない行数)が表示される
  • 生成されたオンデマンド・アプリの名前を設定できる
  • 現在の選択条件でリロードし、アプリを再生成できる
  • アプリをコピーし、現在の状態を保存できる

 

(参考資料)

Qlik Sense September 2017 - Coming Soon!

What's new in Qlik Sense September 2017

 

この記事は、以上です。

Deck

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