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【Tableau】日付「MM(月)」の英語表記への変更

執筆者 okkun 更新日時 2025年6月24日

Topics: Tableau

目次

はじめに

 こんにちは、okkunです。

 今回は表題の通り、Tableauのワークブック上で「1月」→「January」表記に変更する方法について紹介します。

 ダッシュボードをすべて英語表記にしたい、と以前ご要望いただいた際に、書式設定では変更することができず対応に苦慮したことがありました。しかし、想像以上に簡単な方法で設定できることが判明したため、今回はその方法について紹介していきます。

 

準備

 データは「Sample - Superstore.xls」です。英語表記の説明をしたいので、あえて英語版のサンプルスーパーストアデータを使用します。

 データ接続後、日付データを含むVizを作成します。(今回は列に「月(Order Date)」、行に「合計(Sales)」を配置しています。)

 ここまでできたら、さっそく赤枠線内の日付表記を「1月」→「January」のように変更していきます。

スクリーンショット 2025-06-23 150151

 

日付表記の変更

【うまくいかない編】

 さて、Tableauの公式サイトによると、書式設定 > カスタム日付にて

 ・「MMM」を指定すると月を略語 (Jan ~ Dec) で表示します。
 ・「MMMM」を指定すると月を完全な名前 (January ~ December) で表示します。
 

 との記載があるので、試しに上記で設定してみます。軸を右クリック > 書式設定 > カスタム > 「YYYY MMM」と入力すると……変化なしです。

【うまくいった!編】

 さて、上記ではうまく日付表記を変更できなかったわけですが、その原因は実は意外と単純で、ユーザーのワークブックロケールが「日本」になっていたためでした…。

 Tableauの使所は日本。じゃあ表記は日本語だよね? という設定がされていたために、そもそも英語表記にならなかったのです。

 その「ワークブックロケール」は以下のように、ファイル > ワークブックロケール(W) > その他  から変更できます。今回は英語表記にしたいので「英語(アメリカ合衆国)」を選択します。

ワークブックロケールを「英語(アメリカ合衆国)」に変更すると、ワークブックではちゃんと日付表記が「MMM」、「MMMM」に対応して表示されました!

 

おわりに

 関数やアクション機能のみならず、このような設定部分に関しても知識をつけていく必要があると痛感しました…。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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執筆者 okkun

青森県出身。2023年新卒入社。未経験でIT業界に飛び込み、現在はBIエンジニアとして働く。

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