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Tableau Desktop 2020.4 でマップの複数レイヤーが可能に

Tableau Desktopの2020.4が2020年12月にリリースされましたね!
このバージョンからマップの複数レイヤー機能が可能になりましたので、さっそくこの機能を試してみました。

2020.3までのマップレイヤー機能

これまでのマップ機能で複数のレイヤーを追加しようとしても、二重軸を使って2つまでのレイヤーを追加することしかできませんでした。
それが2020.4からは無制限でレイヤーを追加できるようになったので、マップ上で複数の空間情報をまとめて分析できるようになります。

2020.4バージョンで複数のマップレイヤーを追加する方法

今回はボストンのオープンデータとして公開されている空間ファイルを3種類使って準備したデータを使ってみました。

1. Neighborhood boundaries data
2.
Boston Landmarks Commission (BLC) Landmarks
3. BOSTON BUILDINGS


接続したデータのジオメトリをひとつ選んでダブルクリックすると、位置情報がマッピングされます。

ここに他のジオメトリをマップ上に持ってくると「マークレイヤーの追加」という表示が出てくるので、そこにドラッグアンドドロップします。

簡単にレイヤーを追加することができました!

さらにもうひとつレイヤーを追加してみます。

すると3つめのレイヤーが追加できました!

このように2020.4バージョンでは、レイヤーの追加をドラッグアンドドロップだけで簡単にできるようになりました。

まとめ

実際に新機能を試してみて、これまで必要だった一度軸をふたつに分けてから、二重軸にして...という手間がなくなったということからも、操作性がとても良くなったと感じました。
この機能によって、マップを使った分析の幅がグンと広がりそうです。
ぜひTableau Desktop 2020.4にバージョンアップして、新機能をお試しください!

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