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Saas版Qlik Senseでもオンプレのデータに接続できる?Qlik DataTransferがあれば無問題!しかも無料【Qlik tech talk要約版】

2021年3月10日

この記事は、

QlikTech社が無料で開催しているウェビナー「Qlik Tech Talk」の内容を忙しい方のために、ざっくり要約・抜粋させて頂いているものです。

お時間ある方は、ぜひ、以下動画とセミナー資料で、詳しく「Qlik DataTransfer」について理解されることをオススメします。

Qlik Tech Talkって何?

Qlikの製品や機能の中から特定のテーマを取り上げて技術的な情報をQlik社の方が無料で発信しているウェビナーです。

セミナーへの参加募集は、以下テックプレイのページから募集しています。

テックプレイのQlik Japanページ

 

結構な高頻度で、新しい情報を発信してくれているありがたい取り組みです。

Live配信を見逃しても、Qlik社のブログにてアーカイブをまとめてくれているのもさすがです。

Qlik spaceの過去イベント資料まとめページ

外資系ツールのヘルプページは、英語を翻訳しているのでどうしても、理解しずらい日本語になってしまうことがあるので、こういった形で、日本のメンバーの方から情報を発信していただけるというのは、とてもありがたいことです。

ぜひ、他の外資系BIメーカーさんも、同じレベルでの情報発信をしていただけるとありがたい限りです。

 

 

 

合わせて、セミナー資料も共有されていますので、ぜひ合わせて御覧ください。

 

 

Qlik DataTransferとは?

 

概要について、Qlik社の記載から引用させていただきます。

Qlik Data Transferは、クラウド版Qlik Senseをお使いのかた向けの軽量な無償のデータアップロード・タスク実行を行う自動化ツールです。Qlik Data Transferを使用すると、オンプレミスのデータベースのデータや、ローカルファイルをQlik Senseのクラウド上のテナントに安全に転送することができます。スケジュール設定によるデータの定期自動更新や、フォルダのモニタリングによるデータ変更の反映も可能です。複数データを結合後にクラウドに転送することもできます。データのアップロード後、クラウド上のアプリのリロードを実行して、アプリのデータを更新する処理までを自動化することができます。

要するに、

クラウド版(Saas版)Qlik Senseを利用するのであれば、必須で利用すべきツールです。

これ無しではクラウド版のQlik Senseは成り立たないと言っても過言ではありません。

  • 無料で利用することができます。
  • 社内にあるデータをクラウドにあるQlik Senseに安全にアップロードすることができます。
  • しかも自動化することもできます。

 

利用するユーザが1人で、かつ分析するデータは手元にあるCSVとかEXCELというのであれば使う必要ありませんが、それ以外の方には、利用していただくこと強く推奨します。

 

使用準備手順

  1. Qlik Data Transferの取得
    Qlik Senseの管理画面からダウンロードする
  2. Qlik Data Transferのインストール
  3. 開発者ロールの設定
    ※APIキー設定のために必要
  4. クラウド版Qlik SenseのAPIキーの設定
    Qlik SenseとQlik Data Transferの安全な接続に必要
  5. クラウド版Qlik SenseとQlik Data Transferの接続

 

Qlik Data Transferを使用するための前提条件

システム要件は、以下に詳細が記載されています。

Qlik DataTransfer のシステム要件

 

要するに、

Qlik Data Transferを利用するには、Windowsサーバーを1つ立てる必要があるみたいですね。

これはとても大事なことなので覚えておきましょう。

 

データのSaas環境へのアップロード方法は、3種類

  1. データベースからのアップロード
    ODBCやRESTで接続してQVDとしてアップロードする
  2. アプリ(QVF)からのアップロード
    アプリで変換後の複数のデータをQVDとしてアップロードする
  3. ファイルのアップロード
    オンプレミスにあるフォルダを指定してアップロードする

 

 

Qlik Data Transferを使用する時の注意点

制限事項が、以下に記載されています。

Qlik Data Transferの制限事項

  • データセットごとに最大200のテーブルまたはファイルをアップロード
  • アップロードするファイルは500MB以下
  • Essbase または Dropbox 内のファイルへの接続はサポート外
  • データフォルダからデータを削除しても、アップロードファイルはクラウドから削除されない
    ⇨クラウド側での削除も必要

上記箇条書きさせて頂いたポイントは、予め意識しておいたほうが良さそうです。

 

まとめ

 

Qlik Data Transferについて、Qlik tech talk等を引用しながら、説明させていただきました。

まとめ
  • Saas版Qlik Senseでもオンプレのデータに接続することができます
    • 無料で提供されるQlik DataTransferが必須
  • Qlik Data Transferを利用するためのサーバーを1つ用意する必要があります
  • Saas版Qlik Senseの環境へデータをアップロードする方法は3種類用意されています
    • 手動アップロードだけではなく、自動化することも可能
  • アップロードできるデータには制限事項があります
    • 一度にアップロードできるテーブル数やデータ容量などに制限

無料でこんな簡単にここまでできるなら問題ないでしょ?と思う反面、

もう少し本格的に使いたいといった場合、

色々制限があったり、機能的にちょっと物足りないなぁと思う方もいるかもしれません。

 

そのような場合には、Qlik composeやQlik Replicateといった

Qlikデータ統合製品のご使用をオススメします。

  • 大規模データに対応したい
  • リアルタイムにデータをアップロードしたい
  • 多種多様なデータに対応したい

といったような場合、うってつけの製品です。

Qlik データ統合製品のページはこちら

KJ

Written by KJ

セールスマーケティング 部長 野球部 部長

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