選択状態を画面に表示する方法
こんにちは。Deckです。
今回は「Qlik Senseの選択状態を確認する方法」を解説します。
画面上部のメニュー
Qlik Senseで項目を選択すると画面上部にある選択メニューから選択条件を確認・変更ができます。
選択メニューからは選択状態を確認する他にも
- 「選択を元に戻す/やり直す」
- 「すべての選択を解除」
- 「選択をロック/アンロック(選択状態を変更できず、他の選択で上書きされない)」
の機能があります。
「テキストと画像」で確認
項目の値を複数選択していると画面上部のメニューでは「2/47」のように「何個の値を選択しているか」しか確認できません。
「選択で有効な値を一覧表示したい」というときには「テキストと画像」で関数を使いましょう。
「除外値」以外を一覧表示する
選択メニューの「緑色の値」「白色の値」を表示するオブジェクトを作成してみましょう。
チャートの編集画面から「テキストと画像」を追加し、「メジャーの追加」をクリックします。
以下の数式を入力します。
「=Concat(都道府県,',')」
入力した数式を『有効な値は「」』で囲みます。
「選択中の値」を一覧表示する
選択メニューで「緑色の値」を一覧表示するテキストを作成しましょう。
チャートの編集画面から「テキストと画像」を追加し、「メジャーの追加」から以下の数式を入力します。
「=GetFieldSelections(都道府県,',',999)」
入力した数式を『選択中の値は「」』で囲みます。
動作の確認
作成したオブジェクトの動作を確認してみましょう。
まとめ
Qlik Senseには選択状態を確認する方法がいくつかありますが、今回はその内よく使う方法を3つ紹介しました。
この記事は、以上です。