2020年12月15日追記
Qlik Sense Cloudは2020年12月現在、無償での提供を終了しています。
今後は後継のQlik Sense Businessで30日間の無料トライアルをご利用ください。
https://www.qlik.com/ja-jp/trial/qlik-sense-business
Qlik Senseのアプリ・チャートを公開するとできること
今回はQlik Sense Cloudを使い、アプリを他人に共有したり、一般公開する方法を説明します。
目次
Qlik Senseのアプリ・チャートを公開(1)概要(このページ)
Qlik Senseのアプリ・チャートを公開(2)アプリ・チャートを公開する
アプリの公開とチャートの公開
Qlik Senseで作成したデータをオンラインで公開するには大きく分けて2通りの方法があります。
- アプリ全体を公開する
- チャート単位で公開する
アプリ全体を公開すると、Webページからリンクを通じて他人に共有できるようになります。(新規タブでQlik Sense Cloudを開きます)
上のリンクをクリックしてみてください。
共有されたアプリは編集ができない点を除いて通常のQlik Senseのように操作ができます。
また作成したアプリからチャート単位で公開し、Webページに埋め込むとこのような見た目になります。
都道府県別の人口を色分け表示した地図です。
各都道府県にマウスを重ねてみてください。人口が表示されます。
虫眼鏡のボタンでズームイン・ズームアウトが可能です。
アプリの公開・チャートの公開それぞれに特徴を表にまとめました。
アプリ全体を公開 | チャート単位で公開 | |
レイアウトを保ったまま表示できる | ⇔ | 表示はチャート単位 |
ユーザーが絞り込みを行える | ⇔ | 公開した時点の絞り込みで固定 |
独立のページで表示 | ⇔ | Webページへ埋め込み |
アプリの公開・チャートの公開に共通の特徴として、リンクを知っている人は誰でもアクセスすることができます。
デフォルト状態では作成した内容を不特定の人に公開したくない場合にはこの方法は向きません。
またクラウドサービスを利用するため、公開するアプリのサイズにも制限があります。
大きなファイルを共有する場合は有料プランの登録かサーバー版の利用を検討しましょう。
まだQlik Senseのアカウントを持っていない場合はユーザー登録の記事を参考にアカウントを取得しておきましょう。
次の記事では実際にアプリ・チャートの公開をしてみましょう!